陶芸の知恵袋

目からウロコの、陶芸の裏技・表技を大公開します。

大物を削るときに削りカスはこれで受ける!

大物を削るときに削りカスはこれで受ける! /陶芸の知恵袋159
美容院で使うケープを転用しよう!

小物を削るならドベ受けで受けられるが、大物になると削りカスが周囲に飛び散る。
あとの片づけが面倒なので、ひらめいた!
美容院で使うケープが使えそうだ。ネットで調べるとあった!

業界では刈布と呼ぶらしい。
値段は¥1200ほどで手に入った。

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布の端を周囲の作業台にクリップで止める。
これがその写真。美容室なら首の前でマジックテープで止めるのだが、ロクロの鏡(天板)で止めようとすると少し窮屈。
クリップ(ホームセンターで購入)で止めれば問題なし。

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布の端を周囲の作業台にクリップで止める。
これがその写真。

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削りカスを見事にキャッチ!
下に落ちた粘土と違い、異物も混入しにくい。

今までの掃除の大変さを思えば・・・もっと早く欲しかった!


記事提供&copyright:津田沼陶芸教室

ラテックスを塗った作品をポリ袋でくるむときは、こうする!

ラテックスを塗った作品をポリ袋でくるむときは、こうする! /陶芸の知恵袋157

片栗粉を塗布してやれば、くっつかない!


ラテックスを塗ったまま、乾燥を防ぐためにポリ袋でくるみたい。
でも、ラテックスとポリ袋がくっついて厄介なことになります。

そこで、片栗粉の出番です!
布の中央に片栗粉をのせて、ヒモで縛って、テルテル坊主を作ります。

ラテックスを塗った場所を、テルテル坊主のアタマで軽く叩いてやると
片栗粉が塗布できます。

これで、ポリ袋はくっつかない!

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大物鉢や皿を挽くのに良いコテはありますか?

大物鉢や皿を挽くのに良いコテはありますか? /陶芸の知恵袋156

転用したこんな木ゴテもなかなか良いです!

ハンドタオルを四角に畳んで挽いてきました。外側にしぼったスポンジを当てて。

でも最近は、半月形の大きなコテを使うようになった。
見込みや腰の形を決めるのがラクで重宝しています。

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幅20㎝、高さ10㎝、厚さ1.8㎝。

写真上のふつうのダンゴコテが小さく見える。
じつは、ホームセンターで椅子の天板の置いてある場所で見つけた。
元は完全な半円形だったのをグラインダーで削って少し平らにした。

それにしても・・・半円形の椅子の天板なんて需要があるのかしらん。

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粘土のブレンドや釉薬の調合メモは、サインペンでこれに書いて貼る!

粘土のブレンドや釉薬の調合メモは、サインペンでこれに書いて貼る!

 /陶芸の知恵袋146 
 
養生用のテープに油性サインペンで書こう!

養生用のテープは剥がしやすく、
長期間貼ったままにしておいても粘着部分が残らない。

板や、プラスチックのコップにも貼りやすく、
そこに調合比率などをすぐにメモしておくのを習慣にすれば、
あとで分からなくなって悔しい思いをすることもありません。

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大物をロクロで挽くとき、手首が粘土で擦れて痛い。こうする!

■ 大物をロクロで挽くとき、手首が粘土で擦れて痛い。こうする! /陶芸の知恵袋155

養生用のガムテープを手首に巻こう!

筒状に引き上げた粘土の縁。
右手首の内側の柔らかい皮膚と擦れて痛いです。

何日も挽いていると、同じ部分の皮膚が薄くなって炎症を起こします。

粘土とこすれて痛くなる場所に養生用のガムテープを手首に巻くだけで、
あら!こすれても痛くない。

養生用のテープは、ふつうのガムテープと違って
皮膚に強くくっつかず、外すのもカンタン!

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粘土に線を彫るとき、葉脈のように先を細くしたいときはこうする!

粘土に線を彫るとき、葉脈のように先を細くしたいときはこうする! 

  /陶芸の知恵袋154

先の細い部分から彫り始めます。

筆などではふつう太い部分から書いて、払うことで細くなる部分を表現しますが、
ヘラで彫る場合に同じようにすると、太いまま終わってしまいがちです。

粘土の抵抗があるために、徐々にヘラを浮かせながら彫るのは難しい。

写真のように、葉脈の先の細い部分から彫り進めると鋭いラインが生まれます。

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この白い粉は何だっけ?そうならないためには、これ!

この白い粉は何だっけ?そうならないためには、これ! /陶芸の知恵袋153

釉薬原料を片づけないで放置する場合は、メモを乗せる!

すぐに元に戻すつもりでも、取り紛れてそのまま放置することがあります。

私の場合、釉薬を調合したあと、原料をそのままにして
陶石かカオリンか分からなくなって、泣く泣く捨てたこともあります。

それに懲りて、しばらくそのままにするときは
かならずメモを書いておきます。

 

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写真は、ヒシャクに残った粉に、「陶石 極上」と書いたメモを乗せたもの。

削った粘土などにも、種類やブレンド比など書いたメモを乗せておくと
あとで困らない。

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