陶芸の知恵袋

目からウロコの、陶芸の裏技・表技を大公開します。

2014-05-20から1日間の記事一覧

織部釉の作品を希塩酸に浸しておくには、このアミが便利!

織部釉の作品を希塩酸に浸しておくには、このアミが便利! /陶芸の知恵袋122 織部釉の作品は、焼きあがると、表面にギラギラした皮膜ができます。 その皮膜を取るために希塩酸に浸します。 そのさい、ビニールの網に作品を入れて希塩酸に浸すと、取り出すと…

大きなブロックのまま固まった粘土は、くだかずに、ラクラク再生!

大きなブロックのまま固まった粘土は、くだかずに、ラクラク再生! /陶芸の知恵袋121 大きなブロックのまま固まった粘土。 くだいて再生しましょうと、たいていの本に書いてある。 でも、ハンマーでもなかなか細かく割れないし、周りに破片が飛び散る。そん…

湿台(しった)は、本焼きしたものが使いやすい!

湿台(しった)は、本焼きしたものが使いやすい! /陶芸の知恵袋120 湿った台と書いて、「しった」。 高台を削るために器をひっくり返して載せる台のこと。 一般には素焼きしたものを言いますが、僕は本焼きしたもののほうが使いやすいと思います。1、本焼…

型からはずれにくい皿。こうすれば、はずれる!

型からはずれにくい皿。こうすれば、はずれる! /陶芸の知恵袋119 親指のツメくらいの大きさの粘土玉を作ります。 型と密着した皿のフチにくっつけて、引っ張るようにすると・・・。 フチが型から浮いて、はがれやすくなります。作るときには、型に片栗粉を…

釉薬を掛け残した場所に貝殻を置くと、緋色が出る!

釉薬を掛け残した場所に貝殻を置くと、緋色が出る! /陶芸の知恵袋118織部釉の緑に、貝殻の成分から出た緋色が対比的でキレイ。写真は、焼きあがった皿に貝殻を載せてみましたが、 じっさいは貝殻を載せたままで焼成します (言うまでもないですが、いちおう…

作ったヒモは、これをかぶせれば乾燥しない!

作ったヒモは、これをかぶせれば乾燥しない! /陶芸の知恵袋117 PVA素材の吸水シートを使おう(教室の会員が教えてくれました)。水を絞ったタオルにくるんでおけば、ヒモの乾燥はあるていど防げます。 でも完璧を期するなら、このシート! 水に浸したあと軽く…