陶芸の知恵袋

目からウロコの、陶芸の裏技・表技を大公開します。

お茶碗の大きさ、標準はこれ!

お茶碗の大きさ、標準はこれ!  /陶芸の知恵袋87

左右の手の親指と親指、中指と中指の先を付けて、
手で円を描いてみてください。それが焼き上がりサイズの標準です。

作るときには(乾燥と本焼きで小さくなることを考えて)
お茶碗の口径を、その円より一回り大きめにすること。
これで、あなたサイズのお茶碗ができますよ。

作るときのサイズを数字で説明すると、
一般的な男性用の茶碗は口径15〜14センチ、深さ6.5〜5.5センチ。





女性用は14〜13センチ、深さ6〜5センチ。
このサイズでつくると持ちやすいサイズになります。




※高さは、底の厚さ+高台の高さ=1センチ分を、
 「深さ」にプラスした数字になります。

手に持って使うご飯茶碗は、大きさや重さが適当でないと
気持ちよく使えません。
上に書いた大きさだと、作ったときには大ぶりな感じですが
乾燥と本焼きで約15%縮んで、ちょうど良い大きさになります。

記事提供:津田沼陶芸教室