陶芸の知恵袋

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大きなブロックのまま固まった粘土は、くだかずに、ラクラク再生!

大きなブロックのまま固まった粘土は、くだかずに、ラクラク再生! /陶芸の知恵袋121 

大きなブロックのまま固まった粘土。
くだいて再生しましょうと、たいていの本に書いてある。
でも、ハンマーでもなかなか細かく割れないし、周りに破片が飛び散る。

そんなことをしなくてもラクラク再生できるのが、この「水浸け再生法」。

1、バケツに粘土ブロックを入れて、水を注ぐ。
  ぜんぶ浸からなくても良い。


2、粘土の表面から、小さな破片が剥げ落ちる。
  その降り注ぐ様は、なんど見ても美しい!
 ※良く乾燥した粘土ほど、崩壊も早い。
  白っぽくなるまで乾燥が進んだ粘土は、半日でOK。

3、完全に崩落したら
  上水を捨てて、素焼きの鉢に粘土を入れて水分を取る。

4、適当な固さになったら、荒練りをして
  ビニール袋に入れて保存する。


記事提供:津田沼陶芸教室