陶芸の知恵袋

目からウロコの、陶芸の裏技・表技を大公開します。

2013-06-01から1ヶ月間の記事一覧

発見!ラテックスに最適の筆はこれ!

■ 発見!ラテックスに最適の筆はこれ! /陶芸の知恵袋53 100円ショップの4本で¥100がいちばん! いろいろな筆を試しましたが、固まりかけたゴム液が取りにくかった。100円ショップの筆を試してみると、筆についたゴムはお手ふきでぬぐうと簡単に取れる。穂…

大き目の皿や鉢。削りは板で挟んでひっくり返す!

■ 大き目の皿や鉢。削りは板で挟んでひっくり返す! /陶芸の知恵袋52 底を手で持って移動させると、不安定で落としたりしがち。上下を板で挟んで、ひっくり返そう。1、丸い板を用意する。(口縁を傷つけないよう、表面にクッションを貼っている)2、板にの…

ステンレスの切り糸(棒付き)を自作しよう!

■ ステンレスの切り糸(棒付き)を自作しよう! /陶芸の知恵袋51ホームセンターで、次のものを購入しましょう。・ステンレスワイヤー(0.45ミリ)、2メーターで¥130くらい。・木ダボ(持ちやすい大きさ)、8本で¥100くらい。・ステンレス・なべタッピング…

何かと使い勝手のいい傘カンナの作り方!

■ 何かと使い勝手のいい傘カンナの作り方! /陶芸知恵袋50 風で壊れてしまった傘 (おちょこになる、って今は言わないかな?)が材料です!! 1、傘の骨を、ペンチで20センチくらいの長さに切ります。2、U字型の骨の先2.5センチをカナヅチで叩いて平らにし…

大皿の底が落ちそうなら二重高台にしよう!

■ 大皿の底が落ちそうなら二重高台にしよう! /陶芸の知恵袋49 大皿の底が焼成のとき下がることがあります。とくに赤粘土で大皿をつくる場合は要注意です。高台を二重にすれば、中心部に近い部分でも底部が支えられるため、底が落ちません。二重高台は、削り…

これなら絵心がなくても絵が描ける!

■ これなら絵心がなくても絵が描ける! /陶芸の知恵袋48 チャコペーパーを用意しましょう。チャコペーパーは手芸用品、美術用品のお店で買えます。複写紙ですが、カーボン紙とは違って、水をはじきません。また水洗いすれば消えるスグレモノ。1、下絵の大き…

ラテックス(陶画のり)の正しい使い方!

■ ラテックス(陶画のり)の正しい使い方! /陶芸の知恵袋47 筆と、赤インクと、水を用意しましょう。ラテックスの裏ワザ的な使い方を紹介してきましたが、本来の使い方がまだでした。管理のしっかりした材料屋さんから買ったものなら、以下のやりかたがいち…

撥水したくない部分に撥水剤が垂れた!対策は?

■ 撥水したくない部分に撥水剤が垂れた!対策は? /陶芸の知恵袋46 650度以上で焼きましょう。これしか方法はありません。赤い撥水剤(スペーター)も、紫の撥水剤(新昭和コートの商品)も、650度で完全にとびます。素焼きするときに一緒に入れるとムダがあ…

ロクロに残った粘土は、こうして掃除する!

■ ロクロに残った粘土は、こうして掃除する! /陶芸の知恵袋45 水とスポンジ、それに竹串を用意してください。水に浸したスポンジをよくしぼって手ロクロに残った粘土を拭き取ります。手ロクロの溝に入った粘土は、焼き鳥用の竹串を使うときれいに取れます。…

乾燥途中の作品が底割れした!まだ助かるかも

■ 乾燥途中の作品が底割れした!まだ助かるかも /陶芸の知恵袋44 セラミック・ペーストという製品があります。やきもの用の接着剤で、生粘土にも、素焼きした粘土にも使えます。¥700〜800。1、割れた粘土の両面に多めに塗布する。2、接着させる。3、はみ…

板やドベ受けに付いた粘土は、これで落とすのがいちばん!

■ 板やドベ受けに付いた粘土は、これで落とすのがいちばん! /陶芸の知恵袋43 水を流しながら、スポンジ2個を手に持って拭きます。キッチン用のスポンジでもかまいませんが、ずっと安上がりなスポンジがあります。座布団の芯用のものをホームセンターで買え…

これがラテックスの正しい保存法!

■ これがラテックスの正しい保存法! /陶芸の知恵袋42 「涼暗所(りょうあんじょ」と覚えましょう。ラテックスは保存状態が悪いと固まって使い物にならなくなります。容器には「冷暗所」とは書いてありますが、冷やす必要はありません。私(林)は一時期、冷…

固まりかけた「ラテックス」を元に戻す!オリジナル・ワザ!公開

■ 固まりかけた「ラテックス」を元に戻す!オリジナル・ワザ!公開 /陶芸の知恵袋41 アンモニア水を薬局で購入してください。「ラテックス」は、「ゴム液」とか「陶画ノリ」とも呼ばれます。空気に触れると固まります。また長期間保存しておいても固まってし…

生(なま)の粘土に絵を転写するオリジナル・ワザ!公開 

■ 生(なま)の粘土に絵を転写するオリジナル・ワザ!公開 /陶芸の知恵袋40 障子紙とサインペンを用意してください。生の粘土とは、素焼きする前の粘土のこと。彫ったり、化粧を使って絵を描いたりできます。そのさい、下絵が転写できると便利なのに、と思い…