陶芸の知恵袋

目からウロコの、陶芸の裏技・表技を大公開します。

■ 釉薬が垂れて棚板につきます。対策は?/ 陶芸の知恵袋

釉薬が垂れて棚板につきます。対策は?

織部釉やビードロ釉などの流れる釉薬を掛けたら、
「せんべい」と呼ばれる下敷きを、作品と棚板のあいだに敷きましょう。




垂れても棚板を傷めず、
また作品の高台まわりをベンチ・グラインダ(据え置きのグラインダ)で整えるのも楽です。

童仙傍(どせんぼう)という窯道具用の土を用意します(陶芸ショップで購入できます)。
童仙傍に水を加えて粘土の柔らかさになるまで練ります。
おはぎや、お稲荷さんをつくるようにして丸めます。

それを棚板のあいだに挟んで、上から足で踏みます。
棚板のかわりに石膏ボードで挟んでもかまいません。

「せんべい」は乾燥させてから、作品を本焼きするさいに下に敷きます。 

記事提供:津田沼陶芸教室