■ トンボを作ろう! /陶芸の知恵袋61 簡易トンボの作り方を紹介しましたが、「トンボ」もこうすればカンタンに作れる!器の径と深さが同時に分かるので、やはりベンリ!竹ヒゴを用意します。1、器の直径の長さに竹ヒゴを切る。2、器の深さ分を、別の竹ヒゴ…
■ 簡易トンボを作ろう! /陶芸の知恵袋60 器のサイズを決めるときに使う「トンボ」のカンタン・バージョンを自作しよう!雑誌「つくる陶磁郎 36号」で中鉢 徹(ちゅうばち・とおる)さんが紹介しています。1本の割りばしの片側に、器の直径のサイズ分を赤の…
■ コンプレッサーで、釉薬の厚い部分と薄い部分に掛けわける方法! /陶芸の知恵袋58 ネルの布を用意してください。粘土も少量。釉薬を厚く掛けたくない部分(たとえば鳥の絵の部分)の形にに合わせて、ネルの布を切り抜きます。ネルの布を切り抜きます。この…
■ 大物用カメ板セットがカンタンに作れる! /陶芸の知恵袋57。 「知恵袋56」で紹介した市販のもの(右)に、ワンタッチで装着できる大物用カメ板(左)を作ろう!カメ板はひっくり返して使う。厚さ10ミリのベニヤ板を、直径45センチの円形に切断。(これはホ…
■ 大物作品は乾きにくい。早く乾かすにはこれ! /陶芸の知恵袋55 大物作品がほぼ乾いてきたが、底がまだ湿っぽい。そんなときは電機ホットカーペットの登場です!ホットカーペットの温かさを「強」にして、そっと大物作品を載せます。そのままひと晩おけば、…
■ 素焼きで消えてしまう模様には、こうして当たりをつける! /陶芸の知恵袋54たとえば白化粧の濃淡で鳥の模様を描いたとして。素焼きのあと、鳥に色を乗せたいが、取の輪郭が分からなくなってしまった。こんなことが起きないようにするには、「ワラ灰」を用…
■ 発見!ラテックスに最適の筆はこれ! /陶芸の知恵袋53 100円ショップの4本で¥100がいちばん! いろいろな筆を試しましたが、固まりかけたゴム液が取りにくかった。100円ショップの筆を試してみると、筆についたゴムはお手ふきでぬぐうと簡単に取れる。穂…
■ 大き目の皿や鉢。削りは板で挟んでひっくり返す! /陶芸の知恵袋52 底を手で持って移動させると、不安定で落としたりしがち。上下を板で挟んで、ひっくり返そう。1、丸い板を用意する。(口縁を傷つけないよう、表面にクッションを貼っている)2、板にの…
■ ステンレスの切り糸(棒付き)を自作しよう! /陶芸の知恵袋51ホームセンターで、次のものを購入しましょう。・ステンレスワイヤー(0.45ミリ)、2メーターで¥130くらい。・木ダボ(持ちやすい大きさ)、8本で¥100くらい。・ステンレス・なべタッピング…
■ 何かと使い勝手のいい傘カンナの作り方! /陶芸知恵袋50 風で壊れてしまった傘 (おちょこになる、って今は言わないかな?)が材料です!! 1、傘の骨を、ペンチで20センチくらいの長さに切ります。2、U字型の骨の先2.5センチをカナヅチで叩いて平らにし…
■ 大皿の底が落ちそうなら二重高台にしよう! /陶芸の知恵袋49 大皿の底が焼成のとき下がることがあります。とくに赤粘土で大皿をつくる場合は要注意です。高台を二重にすれば、中心部に近い部分でも底部が支えられるため、底が落ちません。二重高台は、削り…
■ これなら絵心がなくても絵が描ける! /陶芸の知恵袋48 チャコペーパーを用意しましょう。チャコペーパーは手芸用品、美術用品のお店で買えます。複写紙ですが、カーボン紙とは違って、水をはじきません。また水洗いすれば消えるスグレモノ。1、下絵の大き…
■ ラテックス(陶画のり)の正しい使い方! /陶芸の知恵袋47 筆と、赤インクと、水を用意しましょう。ラテックスの裏ワザ的な使い方を紹介してきましたが、本来の使い方がまだでした。管理のしっかりした材料屋さんから買ったものなら、以下のやりかたがいち…
■ 撥水したくない部分に撥水剤が垂れた!対策は? /陶芸の知恵袋46 650度以上で焼きましょう。これしか方法はありません。赤い撥水剤(スペーター)も、紫の撥水剤(新昭和コートの商品)も、650度で完全にとびます。素焼きするときに一緒に入れるとムダがあ…
■ ロクロに残った粘土は、こうして掃除する! /陶芸の知恵袋45 水とスポンジ、それに竹串を用意してください。水に浸したスポンジをよくしぼって手ロクロに残った粘土を拭き取ります。手ロクロの溝に入った粘土は、焼き鳥用の竹串を使うときれいに取れます。…
■ 乾燥途中の作品が底割れした!まだ助かるかも /陶芸の知恵袋44 セラミック・ペーストという製品があります。やきもの用の接着剤で、生粘土にも、素焼きした粘土にも使えます。¥700〜800。1、割れた粘土の両面に多めに塗布する。2、接着させる。3、はみ…
■ 板やドベ受けに付いた粘土は、これで落とすのがいちばん! /陶芸の知恵袋43 水を流しながら、スポンジ2個を手に持って拭きます。キッチン用のスポンジでもかまいませんが、ずっと安上がりなスポンジがあります。座布団の芯用のものをホームセンターで買え…
■ これがラテックスの正しい保存法! /陶芸の知恵袋42 「涼暗所(りょうあんじょ」と覚えましょう。ラテックスは保存状態が悪いと固まって使い物にならなくなります。容器には「冷暗所」とは書いてありますが、冷やす必要はありません。私(林)は一時期、冷…
■ 固まりかけた「ラテックス」を元に戻す!オリジナル・ワザ!公開 /陶芸の知恵袋41 アンモニア水を薬局で購入してください。「ラテックス」は、「ゴム液」とか「陶画ノリ」とも呼ばれます。空気に触れると固まります。また長期間保存しておいても固まってし…
■ 生(なま)の粘土に絵を転写するオリジナル・ワザ!公開 /陶芸の知恵袋40 障子紙とサインペンを用意してください。生の粘土とは、素焼きする前の粘土のこと。彫ったり、化粧を使って絵を描いたりできます。そのさい、下絵が転写できると便利なのに、と思い…
■ 内側を削るカンナは自分でつくろう! /陶芸の知恵袋39 買うと数百円。自作のカンナには愛着もわきます。1、ホームセンターでスチールの板(幅1センチ、長さ100センチ)を購入。2、スチールハサミで16センチほどの長さ に切断。3、ペンチを使って両端を…
■ ロクロに「かめ板」を密着させる方法! /陶芸の知恵袋38 教える人によっていろいろな方法がありますが、 かんたんで、外れにくいやり方を紹介します。 1、粘土玉を3つ作って、ロクロの上に等間隔に並べます。 2、指で叩いて平らにします。 3、「弓」の…
■手ロクロに「かめ板(板)」を密着させる方法! /陶芸の知恵袋38 粘土ヒモで接着しよう。 湯飲みやお茶碗は作ったあと、切り糸で切って板に移します。 でも、皿は移動させるとき口が歪みやすい。 そこで、最初から板の上で作りましょう。 手ロクロと板を接…
■ 取っ手や付け高台を手早く接着させるオリジナル・ワザ! /陶芸の知恵袋36 櫛(くし=陶芸用)をこんなふうに活用しよう。 陶芸用の櫛を切って、3〜4本の歯が付いたものを利用する。 1、ボウルに入れた水を付けて、接着部分をひっかく。 櫛の歯に水が付…
■ 器の縁を6(5、7、8など)等分するかんたんな方法 /陶芸の知恵袋35 ケーキ用カッティングシートを使いましょう。 ケーキを等分に切るために作られたシートで、ケンカ防止用ですね。 100円ショップで手に入ります。 1、板の上にカッティングシートを置…
■ 削りで、器をロクロの中心にのせる方法 /陶芸の知恵袋34 針で円を描けばかんたんです! 1、器の口径に合わせた「マクラ」を「ヒモ作り」でつくる。 2、ロクロ板の上に粘土のヒモを置き、指先でたたいて平らにする。 3、ロクロを回転させて、 「針※」で…
■ 削りで器のフチがつぶれるのをこうして防ぐ! /陶芸の知恵袋33 器の下に「まくら」を敷きます。 1、「ヒモ作り」で粘土のロープを作ります。 2、器の口縁のサイズに合わせて、手ロクロの上に円形にのせます。 3、指でたたいて粘土のロープを平らにする…
■ 底の削りはこうすれば早い! /陶芸の知恵袋32 カンナの角と平らな面を交互に使って削ると早い。 写真のようにカンナの角で渦巻き状に溝を掘る。 次に、渦巻きの凸部分を、カンナの平らな面で削る。 この削り方なら粘土の抵抗が少ないために、 素早く目的…
■ カップの取っ手をつけたところに亀裂が入りやすい。そこで! /陶芸の知恵袋31 粘土で細いヒモを作って、接着面を補強しておきましょう。 コーヒーカップなどに付けた取っ手の接着面には、 亀裂が入りやすいですね。 特に取っ手を接着した上部が要注意です…
■ ロクロで挽いたあと、器の縁だけが先に乾いてしまいます。対策は? /陶芸の知恵袋30 器の縁にラップを貼りましょう。特に大物の場合、効果的です。 器は縁から乾燥していきます。 それにともなって縮むため、形が変わってしまいます。 また、模様を入れた…